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お知らせ

【シリーズ:体験記⑯】寝れないときの対処法

2025.9.2

わたしはときどき、寝つきが悪いことがあります。

だいたい23時くらいに寝るようにしているんですが、24時を過ぎても眠れないときがあるんです。

そんなとき、わたしがやっていることをご紹介します。

どれも簡単で、ちょっと気楽になれるようなものばかりです。

1. 諦める

どうしても寝れない夜って、ありますよね。

頭の中で心配ごとがぐるぐるしていたり、特に悩みがあるわけじゃないのに眠れなかったり。

理由はさまざまですが、そういうとき、わたしは**「寝るのを諦める」**ことにしています。

こんなときもあるわ。

明日は寝不足じゃけえ、嫌でも寝れるじゃろうし。

今日は諦めよう。

仕事も最低限できたらOK。しょうがないよ、寝れんのんじゃけえ。

そんなふうに、自分に優しく声をかけるようにしています。

「寝なければ!」と思うと、気が張って体も硬くなって、

ますます寝れなくなるなぁと感じるからです。

なので、「まあええわ」と、気楽に考えるようにしています。

すると、不思議とそのまま寝れることもありますし、逆に本当に寝れないまま朝を迎えることもあります。

そんなときはちょっとだるいけど、仕事も意外となんとかなっちゃうんですよね。

そのかわり、次の日の夜には20時ぐらいにすっと寝れたりするので、まぁ問題ないかなと思っています。

2.マインドフルネス

「マインドフルネス」と聞くと、難しそうな瞑想を思い浮かべるかもしれませんが、

わたしがやっているのはとてもシンプルです。

ゆっくりと深い呼吸をしながら、頭の中で数字を数えるだけ。

それだけでも、なんとなく落ち着いてくる気がします。

他には、楽しい妄想をしたりもします。

例えば、旅行に行く想像をしたり、美味しいものを食べる場面を思い浮かべたり。

ポイントは、「寝れない」とか「明日の仕事に影響出るな…」とか、不安や焦りに意識を向けないこと

その代わり、意味のないことや楽しいことに意識を向けるようにしています。

そうすると、自然と体も気持ちもゆるんでくる気がして。

気づいたら寝ていて、朝を迎えていることもよくあります。

3. ストレッチ

がっつり体を動かすわけではなく、布団の中で軽いストレッチをしています。

たとえば、

体が良い感じにほぐれると、気分もリラックスしてきて、寝やすくなることがあります。

4.お気に入りのオーディブルを聞く

動画を見始めると、目が冴えたり、

「次の動画も…」と止まらなくなってしまって、余計に眠れなくなることがよくあります。

そこで、わたしが使っているのが**Audible(オーディブル)**という朗読サービスです。

プロのナレーターや声優さん、俳優さんが本を読んでくれるので、とても聞きやすいです。

わたしが聴くのは、繰り返し聞くぐらい好きな小説です。

すでに内容を知っているものなので、先が気になって目が冴えることもなく、

でも楽しい気分で物語に集中できます。

そうすることで、「寝れない」や「明日のこと」などをいったん忘れることができて、

体も気持ちもゆったりしてきます。

そして、気がつくとそのまま寝ている。そんなことがよくあります。

5.寝れないときの対処法まとめ

わたしが寝れないときにやっているのは、次の4つです。

どれか1つだけやる日もあれば、組み合わせてやる日もあります。

どれも気軽に試せるものなので、もしよかったらやってみてくださいね。

● 生活リズムを整えるって大切

自立訓練は、復職や再就職をサポートしてくれる場所ですが、

その支援の中には、生活リズムを整えることも含まれているんだろうなと思います。

生活リズムが安定していないと、安心して働いたり、好きなことを楽しんだりするのも難しいかもしれません。

だからこそ、「働く準備」として、まずは生活の土台を整えることって、とても大事なことなんだろうなと感じています。

復職や再就職に不安がある人や、「これからどうしたらいいんだろう?」と悩んでいる人にとっては、

まず自立訓練を利用してみるという選択も、きっと悪くないはずです。

● 悩みは一人で抱えなくていい

以前のわたしは、「寝れない!」とか「仕事どうしよう…」みたいな悩みを、

「自分一人でなんとかしなきゃ」と思い込んで、どんどん苦しくなっていました。

でも、自立訓練を利用するようになって、

スタッフさんに悩みを相談したり、一緒に試してみたりできるようになってから、

悩みは一人で抱えなくていいんだって、心から思えるようになりました。

主治医に相談して楽になったこともありますし、

自分以外の人と一緒に考えることで、ヒントやきっかけがたくさん見つかるようになりました。

● とりあえず、話してみてください

悩みは、一人でなんとかしなきゃいけないものではありません。

あなたの話を丁寧に聞いて、一緒に考えてくれる人は、必ずいます。

わたしが出会った自立訓練のスタッフさんたちは、まさにそんな存在でした。

いま、何かに悩んでいる方がいたら、

「とりあえず」とか「なんとなく」でもいいので、ぜひスタッフさんに話してみてほしいです。

話がうまくまとまってなくても大丈夫。

恥ずかしいと思っていることでも、ちゃんと受け止めてくれる人はいます。

どうか、一人で抱えこまないでくださいね。