2025.12.23
わたしは以前、「モチベーションが無いから仕事ができない」なんて甘えだと信じていました。
また、仕事は苦しいもので、むしろ苦しくなるまでやらないといけないものとも信じていました。
当時を振り返ると、「とんでもない勘違いをしてたな」って思います。
仕事は苦しくなるまでやらなくていいし、モチベーションが無いと、仕事なんてできない。
そう思います。
じゃあわたしはなにをモチベーションにしているのか?
それは、「好きなことを楽しむために役立つものを見つける」ということです。
わたしは趣味で、アクセサリーを作っています。
というか、そっちが“本番”。
別に趣味で大きな収入があるわけでもないし、誰かに認めれらてるわけでもありません。
でも、心が自然な状態で、素直に楽しくここちいい。
自分らしくいられる。
だから、わたしの人生においては趣味が“本番”。
仕事はそのための練習、勉強、準備。
あるとき、「生きるとはどういうことか?」を考えてみたことがあります。
生きるとは、ありのままの自分の心を感じ、心に素直に従うこと。
そう感じました。
じゃあ今の仕事をしてるとき、ありのままの自分でいられてる?心が「やりたい!」って言ってる?
答えはNo。
だから、今の仕事は人生の本番じゃない。
そう思ったときに、仕事をいい意味で「どうでもいいもの」と捉えるようになりました。
適当にやるとか怠けるとか、そういうことじゃありません。
仕事が、「人から言われたからやる時間」じゃなくて「本番がもっとここちよくなるヒントを自分から
見つけに行く時間」という位置づけに変わったということなんです。
そうすると、モチベーションを探す必要がなくなりましたし、過剰なモチベーションも湧かなくなりま
した。
モチベーションに困らなくなったんです。
また、元気が無い時に無理して頑張ろうとしなくなりました。
おもしろいのは、「どうでもいい」と思うようになってからのほうが、職場での評価が上がったんです。
そりゃそうですよね。
常に「この仕事はどんな風に趣味に使えるか?」という視点で取り組むので、探求心があるんです。
結果として、積極性があって仕事への理解も深い。
そんな風に見えるんですから。
わたしの場合ははっきりした趣味があるんですけど、趣味が無い人もいますよね。
そんな人の中にも、仕事が本番じゃないっていう人多いんじゃないかなって思います。
おだやかな日常が大切、楽しいことを探してる、親の介護で忙しい。
仕事じゃない私生活で、一人一人大切なことや欠かせないことがあると思います。
その大切なことや欠かせないことをもっと充実させたり楽にするにはどうしたらいいか?
そんなヒントが仕事にはたくさん詰まってると感じます。
なので、モチベーションが低いとか持てないと困ってる人は、ちょっと立ち止まって、わたしの人生の
本番ってなんだろう?と考えてみるといいかもしれません。