2025.7.16
〜過去と向き合った“誰か”の声に耳を傾ける〜
ミライワークでは、月に一度、利用者さんが自ら考えたテーマでプログラムを企画・運営する「自主企画」の時間があります。
今回のテーマは――「呪縛の整理」。
「こうでなければいけない」「我慢しないと認められない」
そんな思い込みや“生きづらさ”を生んできた価値観を、「呪縛」と名付け、
ある利用者さんがご自身の経験を語ってくださいました。
そのお話は、
・なぜそれが呪縛になったのか
・どんなふうに自分を縛ってきたのか
・どうやって向き合い、整理しようとしたのか
とてもリアルで、力のこもったものでした。
参加者は、それぞれの立場でその語りに耳を傾け、
「ああ、自分もそんな感覚あったかもしれない」
「整理するって、手放すことなんだな」
と、静かに自分の中を見つめる時間にもなりました。
全員が語るわけではなくても、誰かの語りにふれることで、
“心のどこかが少しほどける”――そんな時間だったように感じます。