2025.9.2
わたしはときどき、寝つきが悪いことがあります。
だいたい23時くらいに寝るようにしているんですが、24時を過ぎても眠れないときがあるんです。
そんなとき、わたしがやっていることをご紹介します。
どれも簡単で、ちょっと気楽になれるようなものばかりです。
どうしても寝れない夜って、ありますよね。
頭の中で心配ごとがぐるぐるしていたり、特に悩みがあるわけじゃないのに眠れなかったり。
理由はさまざまですが、そういうとき、わたしは**「寝るのを諦める」**ことにしています。
こんなときもあるわ。
明日は寝不足じゃけえ、嫌でも寝れるじゃろうし。
今日は諦めよう。
仕事も最低限できたらOK。しょうがないよ、寝れんのんじゃけえ。
そんなふうに、自分に優しく声をかけるようにしています。
「寝なければ!」と思うと、気が張って体も硬くなって、
ますます寝れなくなるなぁと感じるからです。
なので、「まあええわ」と、気楽に考えるようにしています。
すると、不思議とそのまま寝れることもありますし、逆に本当に寝れないまま朝を迎えることもあります。
そんなときはちょっとだるいけど、仕事も意外となんとかなっちゃうんですよね。
そのかわり、次の日の夜には20時ぐらいにすっと寝れたりするので、まぁ問題ないかなと思っています。
「マインドフルネス」と聞くと、難しそうな瞑想を思い浮かべるかもしれませんが、
わたしがやっているのはとてもシンプルです。
ゆっくりと深い呼吸をしながら、頭の中で数字を数えるだけ。
それだけでも、なんとなく落ち着いてくる気がします。
他には、楽しい妄想をしたりもします。
例えば、旅行に行く想像をしたり、美味しいものを食べる場面を思い浮かべたり。
ポイントは、「寝れない」とか「明日の仕事に影響出るな…」とか、不安や焦りに意識を向けないこと。
その代わり、意味のないことや楽しいことに意識を向けるようにしています。
そうすると、自然と体も気持ちもゆるんでくる気がして。
気づいたら寝ていて、朝を迎えていることもよくあります。
がっつり体を動かすわけではなく、布団の中で軽いストレッチをしています。
たとえば、
足を折り曲げて、太ももの前側をぐーっと伸ばしてみたり、
ふくらはぎをかかとでぐいっと踏んで、痛気持ちいい感覚を味わってみたり。
体が良い感じにほぐれると、気分もリラックスしてきて、寝やすくなることがあります。
動画を見始めると、目が冴えたり、
「次の動画も…」と止まらなくなってしまって、余計に眠れなくなることがよくあります。
そこで、わたしが使っているのが**Audible(オーディブル)**という朗読サービスです。
プロのナレーターや声優さん、俳優さんが本を読んでくれるので、とても聞きやすいです。
わたしが聴くのは、繰り返し聞くぐらい好きな小説です。
すでに内容を知っているものなので、先が気になって目が冴えることもなく、
でも楽しい気分で物語に集中できます。
そうすることで、「寝れない」や「明日のこと」などをいったん忘れることができて、
体も気持ちもゆったりしてきます。
そして、気がつくとそのまま寝ている。そんなことがよくあります。
わたしが寝れないときにやっているのは、次の4つです。
寝るのを「諦める」
マインドフルネス(深呼吸や妄想)
布団の中でのストレッチ
お気に入りのオーディブルを聴く
どれか1つだけやる日もあれば、組み合わせてやる日もあります。
どれも気軽に試せるものなので、もしよかったらやってみてくださいね。
自立訓練は、復職や再就職をサポートしてくれる場所ですが、
その支援の中には、生活リズムを整えることも含まれているんだろうなと思います。
生活リズムが安定していないと、安心して働いたり、好きなことを楽しんだりするのも難しいかもしれません。
だからこそ、「働く準備」として、まずは生活の土台を整えることって、とても大事なことなんだろうなと感じています。
復職や再就職に不安がある人や、「これからどうしたらいいんだろう?」と悩んでいる人にとっては、
まず自立訓練を利用してみるという選択も、きっと悪くないはずです。
以前のわたしは、「寝れない!」とか「仕事どうしよう…」みたいな悩みを、
「自分一人でなんとかしなきゃ」と思い込んで、どんどん苦しくなっていました。
でも、自立訓練を利用するようになって、
スタッフさんに悩みを相談したり、一緒に試してみたりできるようになってから、
悩みは一人で抱えなくていいんだって、心から思えるようになりました。
主治医に相談して楽になったこともありますし、
自分以外の人と一緒に考えることで、ヒントやきっかけがたくさん見つかるようになりました。
悩みは、一人でなんとかしなきゃいけないものではありません。
あなたの話を丁寧に聞いて、一緒に考えてくれる人は、必ずいます。
わたしが出会った自立訓練のスタッフさんたちは、まさにそんな存在でした。
いま、何かに悩んでいる方がいたら、
「とりあえず」とか「なんとなく」でもいいので、ぜひスタッフさんに話してみてほしいです。
話がうまくまとまってなくても大丈夫。
恥ずかしいと思っていることでも、ちゃんと受け止めてくれる人はいます。
どうか、一人で抱えこまないでくださいね。