ひきこもり・職場復帰のための就労支援&自立訓練|ミライワーク広島・川崎

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お知らせ

【体験記47】自己評価を土台にすると自己肯定感は安定する|他者評価に振り回されない方法

2026.4.7

1.生きづらさを分ける「軸」の違い

自己評価と他者評価。どっちを軸にして生きているかで、生きづらさはびっくりするくらい変わります。

ここで言う「大切にする」は、気持ちの話というより、もう少し実務的な意味です。

「自分の在り方を決める基準を、自己評価と他者評価のどちらに置くか?」

これがテーマです。

わたしは以前、他者評価だけを軸にしていました。

軸にしていたというより、それしかありませんでした。

自分で自分をどう見るか、という視点がほぼなくて、いつも外側の点数表を探していた感じです。

2.自己評価を軸にすると、土台が「安心」になる

自己評価を軸にする、と言ってもいろいろあります。

ここで大事なのは、自己評価が「能力」だけに偏っていないことです。

もし自己評価が、「わたしという存在そのものを認める」という意味合いを持っているなら、土台が安心になります。

「できるから価値がある」ではなく、

「人間として生きている。それでいい」

この感覚がベースにあると、普段の呼吸が楽になります。

もちろん、仕事がうまくいかない日もあるし、失敗もするし、落ち込む日もある。

でも「存在する価値がない」まで落ちない。

ここが大きい。

3.他者評価を軸にすると、在り方が常にぶれる

逆に、他者評価を軸にすると、自分の在り方は常にぶれます。

なぜなら、他者評価は自分ではコントロールできないからです。

わたしが他者評価だけで生きていた頃は、こんな感じでした。

思いがけず褒められたり、高く評価されたりすると、急に世界が明るくなります。

「わたしはすごい」みたいな感覚が土台になって、舞い上がったり、変に強気になったり、少し尊大になってしまったりもする。

テンションが上がるというより、足元がふわっと浮く感じです。

逆に、怒られたり、否定されたりすると最悪です。

「わたしは存在する価値がない」みたいな感覚が土台にきて、恐怖が支配します。

生きることそのものが苦しいものになる。

やる気が出ないというより、心が冷えて固まる。

「また嫌われるかも」「見捨てられるかも」がずっと頭に居座る。

つまり、他者評価が変われば、自分の在り方も変わるんです。

他者評価が晴れなら上向き、雨なら絶望。

天気に人生を握られているみたいな状態。

そしてここで、もっと厄介な事実があります。

他者って、自分以外の全ての人なんですよね。

全ての人のわたしに対する評価が、完全に一致することはありません。

Aさんは「良い」と言い、Bさんは「普通」と言い、Cさんは「合わない」と言う。

しかも、時間とともに評価は変わります。

昨日は高評価でも、今日は機嫌が悪くて冷たい、なんて普通に起きる。

つまり、他者評価を軸にする限り、わたしの在り方は安定しない。

ぶれて当然です。むしろ、安定するほうがおかしい。

4.他者評価を上げることだけが目的になる

さらに言うと、他者評価が低いと生きることそのものが苦しく辛くなるので、当時のわたしは常に「どうやったら他者評価が上がるか」だけを考えていました。

世間のルールを守ること。

仕事を常に200%で、死に物狂いでやること。

それがわたしにとっての正解でした。

でも、これって結局、他者評価を上げるために自分を削る生き方です。

削れば削るほど、心は黙ります。

黙るというか、「そんなこと言ってる場合じゃない」って封じられる。

そして、さらに外側の点数表にすがる。

苦しいループでした。

5.自己評価を軸にすると、日常が穏やかになる

自己評価を軸にするようになってから、日常が穏やかになりました。

わたしの自己評価は、今こんな感じです。

「わたしは人間である。生きているのは当たり前」

わたしは人間以下のゴミじゃない。

わたしもみんなと同じように人間。

生まれてきたんだから生きているのは当たり前。

なにかに秀でているとか、なにかが致命的に悪いとか、そんな評価は必要ない。

このベースができたことで、生きることそのものに罪悪感や恐怖を感じにくくなりました。

そして、この平穏が土台にあると、他者評価の影響を受けても“飲み込まれにくい”です。

落ち込むことはあります。

腹が立つこともあります。

自信がなくなる日もあります。

でも、「もう終わりだ」まで行かない。

「わたしはダメだ、存在する価値がない」まで落ちない。

土台があるから、戻ってこられる。

それに、時間が経つと、他者評価って案外どうでもよくなります。

その場では刺さった言葉も、数日後には「まあ、そういう日もあるか」になったりする。

評価って、流れていくんですよね。

流れていくものを“人生の軸”にするのは、やっぱり不安定です。

6.まとめ:わたしは自己評価を大切にしている

だから今のわたしは、自己評価を大切にしています。

と言っても、他者評価を完全に無視するわけじゃありません。

人の意見が役に立つときもあるし、改善のヒントになることもある。

でも、最後に自分の在り方を決める基準は、自己評価に置く。

特に「存在そのものを認める」という自己評価を、土台に置く。

他者評価が良い日も悪い日もある。

でも、わたしはわたしとして生きていていい。

その前提があるだけで、生きづらさはかなり減る。

そんな感じで、わたしは自己評価を大切にしています。