ひきこもり・職場復帰のための就労支援&自立訓練|ミライワーク広島・川崎

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お知らせ

【体験記56】仕事で疲れる日の60%運転|体力がない日にやることを減らす具体例

2026.6.9

1.体力のない日

「今日は体力がないな」と感じる日、ありますよね。

寝不足だったり、気圧だったり、前日の疲れが残っていたり。

理由ははっきりしないけど、なんとなく重い。

頭が回らない。

集中が続かない。

そんな日です。

こういう日に、わたしが昔やっていたのは逆のことでした。

「体力がないなら、気合いで補うしかない」

「普段どおりにやらないと怒られる」

「できないと思われたら見捨てられる」

そう信じて、200%で踏ん張ろうとしていました。

結果は、だいたい同じです。

余計に疲れる。

ミスが増える。

落ち込む。

罪悪感が出る。

焦ってさらに無理をする。

そして、崩れる。

体力がない日ほど、強く踏み込んだら滑るのに、当時のわたしはそれが分かっていませんでした。

今は、体力がない日は“60%運転”に切り替えます。

ここで言う60%は「サボる」ではなく、**「壊れないための運転」**です。

仕事を続けるための技術で、もっと言うなら、**“今日を無事に終えるための戦略”**です。

この記事では、

「60%運転って結局何をするの?」

を、できるだけ具体的に書きます。

一般論も混ぜますが、わたしが実際に効いたやり方を中心にします。

2.まず、60%運転は「やる気」じゃなく「設計」

体力がない日に必要なのは、モチベーションじゃなく設計です。

「頑張る」で乗り切ろうとすると、最後は気合い勝負になってしまう。

気合い勝負は、体力がない日に一番相性が悪い。

だからわたしは、体力がない日の朝にこう決めます。

・今日は「成果」より「安定」を最優先にする

・今日は「量」より「事故らないこと」を優先する

そして、やることを減らします。

ただ減らすんじゃなくて、「減らし方」を決めておく。

これがコツです。

3.60%運転の具体例①:やることを“3点セット”に絞る

体力がない日は、タスクを全部見ているだけで疲れます。

だからわたしは、まずその日のタスクを次の3点に絞ります。

・締切が今日のもの

・他人が止まるもの

・事故るとダメージが大きいもの

「他人が止まるもの」というのは、自分の返事待ちや確認待ちなどです。

「事故るとダメージが大きいもの」というのは、ミスると後工程が崩れるものです。

この3つ以外は、基本「明日でいいもの」に分類します。

昔のわたしは「明日でいい」を許せなかったけど、今は違います。

体力がない日に“全部やる”をやると、明日以降のわたしが死にます。

「今日のわたしの機嫌をとるために、明日のわたしを借金漬けにしない」

これが60%運転の根っこです。

4.具体例②:作業を“完成”させずに“区切り”で止める

体力がない日は、完成まで持っていくと精度が落ちます。

だからわたしは、あえて「区切り」を作って止めます。

たとえば文章なら、

・構成だけ作る

・途中まで書いて、残りは明日

・仕上げはやらず、下書きで止める

資料なら、

・見出しと流れだけ作る

・必要なデータを集めるだけ

・体裁は明日に回す

“完成”にこだわると、最後の20%で一気に消耗します。

体力がない日は、その20%が一番危ない。

だから「今日はここまででOK」を先に決める。

わたしがよく使うのは、「60点で止める」という考え方です。

100点は明日でいい。

60点を安定して出すほうが、結果的に強いです。

5.具体例③:確認を早めに入れて「手戻り」を防ぐ

体力がない日は、手戻りが致命傷になります。

一回の手戻りで、その日のエネルギーが尽きることがある。

だから、完成度が低くてもいいから早めに確認します。

・この方向で合っていますか?

・優先順位これでいいですか?

・ここ、認識ズレていないですか?

20点、40点、60点の段階で聞く。

これをやると、仕事が遅くなるどころか、むしろ安定します。

体力がない日ほど、**「正解に寄せながら進める」**ことが大事です。

6.具体例④:「返事」だけは早くする

体力がない日でも、返事が遅いと不安が広がります。

周りが止まるし、こちらも追い込みを食らう。

だからわたしは、返事だけは短く早く出します。

・確認します。◯時までに返します

・今日はここまで進んでいます。明日◯時に続きを出します

・判断が必要なので、AかBどちらが良いか教えてください

完璧な文章じゃなくていい。

“相手が止まらない”ことが最優先です。

7.具体例⑤:雑務はまとめて捨てる

体力がない日は、細かい雑務が地味に削ります。

メール整理。

資料の微調整。

細かい修正。

片付け。

こういうものは一見軽いけど、積み重なると脳を削る。

だからわたしは、雑務は「今日はやらない」側にまとめます。

そして、必要なら自分の中で宣言します。

「今日は主要タスクだけ。雑務は明日まとめる」

これだけで、脳内のノイズが減ります。

体力がない日の敵は、作業量より**“選択肢の多さ”**だったりします。

8.具体例⑥:体力がない日は「回復の仕込み」を先に入れる

60%運転は、仕事の技術だけじゃないです。

回復の仕込みがセットです。

わたしがよくやるのは、次のどれか一つだけ。

・帰りに10〜20分ゆっくり歩く

・風呂に長めに入る

・帰宅後すぐスマホを切る

・いつもより早く寝る

“全部やる”じゃなく“一つだけ”。

体力がない日は、回復すらやりすぎると疲れるので、少なめでいい。

9.60%運転の本質は「今日を無事に終えること」

体力がない日に無理をすると、崩れるのは自分です。

誰も自分の体力の責任は取れない。

だから、自分で守るしかない。

そして、仕事って意外と、

「毎日職場に行って、壊れずに帰る」

だけで、求められていることの大半を満たしていたりします。

派手な成果より、安定のほうが価値がある日が多い。

体力がない日ほど、**「今日を無事に終える」**を勝ちにする。

それができると、明日以降がラクになります。

10.おわりに:60%は、弱さじゃなくて技術

昔のわたしは、疲れているのに休むのはサボりだと思っていました。

でも今は違います。

体力がない日に60%に落とせることは、弱さじゃなくて技術です。

やることを絞る。

区切りで止める。

確認を早めに入れる。

返事だけは早くする。

雑務を捨てる。

回復を一つ仕込む。

こういう小さな設計が、「崩れない働き方」を作っていきます。

体力がない日は、気合いで補う日じゃなくて、守り方が上手い人が勝つ日。

わたしは、そう思っています。