ひきこもり・職場復帰のための就労支援&自立訓練|ミライワーク広島・川崎

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【体験記63】イライラしたときの対処法|その場で悪化させないための具体的な方法

2026.7.28

イライラって、うっとうしいですよね。

なにをしても楽しくなくなるし、妙に攻撃的になるし、相手の欠点ばかり探してしまう。

ひどいときは「相手が悪い」に見える証拠集めまで始まる。

わたしはこれ、何度もやりました。

しかもイライラって、放っておくと増殖します。

ひとつの出来事で火がついて、そこから過去の不満や疲れや不安まで連れてきて、気づいたら心の中が戦場になってる。

今日は「イライラしたときの対処法」を、わたしの経験と一般的な話を混ぜながら、できるだけ具体的に書きます。

以前の「イライラ解消法」とは少し角度を変えて、“その場で悪化させないための処理”に寄せます。

1.まず、イライラは「悪者」じゃなくて警報

イライラは厄介ですが、基本は警報だと思っています。

疲れている。

余裕がない。

大事にしたいものが傷ついた。

境界線を踏まれた。

無理が続いている。

そういうときに「もう限界だよ」と知らせるために出てくる。

だから、イライラをゼロにしようとするより、「イライラが出たときに事故らない」ことのほうが現実的です。

事故というのは、八つ当たりや、失言や、関係の破壊だけじゃありません。

自分の心と体がさらに削れて、翌日以降の生活が崩れるのも事故です。

2.対処の順番は「その場」→「落ち着いてから」

わたしはイライラ対処には順番があると思っています。

イライラしている最中に、深い内省をしようとすると失敗しやすい。

なぜなら、脳が戦闘モードだからです。

正しさを探し始めて、相手を裁き始めて、結論が極端になります。

だから順番はこうです。

1.その場で悪化させない(火を広げない)

2.落ち着いてから整理する(原因と対策を取る)

この二段構えにしてから、だいぶ楽になりました。

その場でできる対処1:距離を取る(物理・視線・会話)

一番効くのは、距離です。

職場ならトイレ、給湯室、自販機、少し外の空気。

会議中なら、メモを取るふりをして視線を落とす。

会話なら「ちょっと確認して戻ります」と切る。

イライラしているとき、目の前の相手や状況に触れ続けると、感情が再点火します。

燃えている火のそばにいる限り、冷めない。

まず距離。

これは逃げじゃなくて消火です。

 

その場でできる対処2:言葉を短くする(長文を禁止する)

イライラしているときほど、説明したくなります。

「正しさ」を証明したくなるから。

でもその瞬間の長文は、だいたい燃料になります。

だからわたしはルールを決めています。

・イライラしているときは長文で返さない

・反論や説教を始めない

・メッセージを送るなら短文だけにする

短文の例で言うと、

・「了解です。確認します」

・「今は落ち着いてから返したいので、少し時間ください」

・「いったん持ち帰ります」

これだけで、事故率が下がります。

その場でできる対処3:体から落とす(呼吸・脱力)

イライラは心だけじゃなく、体の緊張でもあります。

肩が上がる、歯を食いしばる、呼吸が浅くなる。

だから体から落とすのが効く。

わたしがやるのは、簡単なやつです。

・息を長く吐く(吸うより吐くを長く)

・肩と顎を落とす

・足の裏を感じる

・水を飲む

ポイントは「落ち着け」と命令しないこと。

命令すると逆に緊張します。

ただ体の緊張を少しだけ緩める。

これで十分です。

 

落ち着いてからの対処1:「何が傷ついたか」を一言で言う

イライラが落ち着いたら、原因整理に入ります。

ここで大事なのは、相手の欠点探しをしないことです。

やりがちなんですけど、欠点探しは正しさはくれても回復はくれません。

わたしがやるのは、「何が傷ついたか」を一言で言うこと。

・軽く扱われた気がした

・無視された気がした

・不公平に感じた

・急かされて怖かった

・期待に応えなきゃと思って苦しかった

・境界線を踏まれた気がした

イライラの下には、たいてい別の感情がいます。

怖い、悲しい、悔しい、寂しい。

ここに触れられると、イライラの熱が下がっていきます。

落ち着いてからの対処2:自分のキャパを現実に戻す

わたしのイライラの多くは、余裕のなさから来ていました。

仕事を200%で回そうとする。

断れない。

抱え込む。

そりゃイライラします。

体力が残ってないから。

だから落ち着いたら、キャパの確認をします。

・今日のわたしは何%だった?

・何が一番削っている?

・どれを減らせば60%に戻る?

そして実際に減らす。

予定を減らす、締切を調整する、相談する、休憩を増やす。

イライラ対処って、感情の扱いだけじゃなく、生活の設計の話だと思っています。

落ち着いてからの対処3:「伝える」より先に「守る」

イライラしたら「相手に分からせたい」と思うことがあります。

でも、まず守る。

守れてから伝える。

守るというのは、

・距離を取る

・役割を変える

・無理な依頼を断る

・相談して環境を調整する

このあたりです。

守れない状態で「伝える」をやると、だいたい喧嘩になります。

伝えるのは、その後でいい。

3.それでも残る黒さは「しょうがない」で終える

対処しても、黒いものが残るときがあります。

気持ち悪い、どす黒い、消えない。

そういうとき、無理に消そうとすると悪化します。

わたしは最近は、最後にこう言います。

「しょうがない。今日はそういう日」

「ここまで頑張ってきたんだから、荒れるのも自然」

そして食べて寝る。

これができると、翌日に持ち越しにくくなります。

4.おわりに

イライラは、なくすものというより、扱うものだと思います。

その場で距離を取る。

言葉を短くする。

体から落とす。

落ち着いてから、傷ついたポイントを一言で言う。

キャパを現実に戻す。

守りを先に作る。

そして最後は、しょうがないで終える。

これができると、イライラに人生を乗っ取られにくくなります。

わたしもまだ飲み込まれる日があります。

でも、飲み込まれたとしても「戻ってくる道」を持っていると、かなり違います。

イライラとうまく付き合う方法、少しずつ増やしていきたいですね。