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広島県創業者表彰受賞のお知らせ

令和2年広島創業者表彰を受賞しました

令和3年3月19日、広島県庁にて令和2年広島創業者表彰の授賞式に参加しました。

広島県商工労働局空田統括官から表彰状と記念品を授与いただきました。

広島県に地縁のない私が、会社員を辞めて、会社を創業し、このような栄誉ある賞をいただくことができたのは、県立広島大学大学院経営管理研究科(HBMS)の先生・学生・OBOGの皆さん、ミライワークとご連携いただいている多くの関係機関の皆さま、そしていつも私を支えてくれる社員と家族のおかげだと思っています。本当にありがとうございます。今後もこの賞に恥じないように、事業の発展に励んで参ります。

受賞コメント

輝かしい賞をいただけて、率直にうれしい思いと感謝の気持ちでいっぱいです。
私はもともと東京・八王子市出身ですので、地縁のない広島で創業するのは大変勇気のいることでした。そんな中、心の支えとなったのは、MBA取得のために入学したHBMS(県立広島大学 大学院経営管理研究科)で出会った恩師や仲間たちです。実際の創業にあたっても多大なご協力をいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。このたび受賞という形で成果が実を結んだことは、ご協力いただいた皆さんへの恩返しにもなると思っています。
また、創業を決心した際、黙って見守ってくれていた家族や両親にも、この場を借りてあらためて感謝の気持ちを伝えたいです。

創業した事業の内容

当社ではひきこもりや就労経験が乏しく、社会的に孤立されている方の就職を支援しています。例えばひきこもりの方には、将来的には就労を目指したいものの、生活面に課題があるため就労に向けた訓練を受けることができない人がいます。当社はこのような方々に就労機会を創出すべく、自立訓練から就労訓練までを行っています。また、企業に在籍しながら休職しているメンタルヘルス不調者に対しても、復職・再就職(リワーク)の支援を行っています。
利用者が抱える課題はさまざまで、個人性の高い課題解決に向けた個別プログラムと、バリエーションに富んだ集団プログラムを提供しています。この2つのプログラムを品質高く両立させることも当社の独創性の高さにつながっており、それを可能にしているのがスタッフの多様なバックグラウンドと強みを生かした支援とチームワークです。
さらに独創性についてもう一つ紹介すると、国内初の民間主催による精神障がいに特化した企業表彰制度「精神障がいのためのダイバーシティ・マネジメントセレクション(SDMS)」という表彰事業にも取り組んでおります。この事業は精神障がい者雇用に取り組む企業(広島県内)を表彰する新たな制度として、2020年に第1回を開催しました。SDMSの目的は、難しいといわれる精神障がい者雇用の取り組みを表彰という形式にすることで、分かりやすく好事例を紹介し、広く企業の皆さまに周知してもらおうというものです。同時に精神障がい者をとりまく、医師・福祉・家族・企業といったさまざまな主体をつなげるネットワーク化にも貢献したいと考えています。

今後の抱負

一つは拠点の拡充です。現在は1拠点で活動を行っていますが、実際に創業してみて、この分野のニーズが非常に多いことを実感しました。あと2年のうちに、県内に2拠点は展開したいと考えています。
二つめはSDMSを継続・発展させていくことです。4月に2回目の表彰制度を予定しており、ありがたいことに次回は広島県から後援していただくことが決定しました。周知を図るためにも、精力的に展開していきたいと考えています。
そして、最後にグループホーム事業への着手です。昼間の支援は拠点における活動でカバーできますが、夜間における支援は今のままでは不十分です。めどがつき次第、グループホーム事業に取り組み、利用者の支援をより手厚いものにしていきたいです。
私たちの社会には精神疾患に苦しむ方々に対してのスティグマ(偏見)がまだまだはびこっています。どのような病気でもそうですが、病気を恥だと思うことがない社会を創るお手伝いをすることが、私たちミライワークが目指すところです。

 

【広島県創業者表彰 ひろしまスターターズ】ホームページはこちら

https://hiroshima-starters.com/award2020_after/post_06.html

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